2025年7月7日

My favorite things

 今、好きな人に対しての文章を書きたい。ここ数か月ずっとそう思っていたが、①前に好きな相手と離れた期間を鑑み、時期尚早ではないかとの懸念 ②長らくアウトプットをしていなかったため、タイピングやペンが進まない といった理由で長らく何も書けずにいた。ただ年月は早いもので、アウトプットしないままでも、彼を私自身の自我で、そして本心で好きになってからあっという間に6か月経過してしまった。ここまで来れば振り返っても良い時期になったと思うし、当の彼を好きになって迎える一番初めの誕生日に捧げるものは、文としよう。前提として、この表現が相応しいかどうかは、彼を見ながら自分で適宜反省する必要があることを意識することにした。また、相応しいかどうかを判断するためには、それが歪であっても「形」を作りあげることが大切と判断した。なので、今年7月7日に書く文章は、好きな人を見ながら歩んできた、この6か月の振り返りとすることにした。

 以下は、振り返りの各テーマ/ポイントと、それに応じたこれまでの出来事である。

①自分の好みだと思った女(性)と遠戚だった

 本人にとっては今でも不覚であろうし、且つ私も語りからどうしても外すことができずに後ろめたさがあるものだが、やはり彼の従姉への好みなしに興味を持てていたかどうかは怪しいことは本音だ。従姉にあたる彼女がイベントのストーリーに出るということで、どんな話か知りたいなと思って当のストーリーを真面目に読むことにした。一方、蓋を開けると当のストーリーの主役級は例の彼の方であったといういわくだった。

 当時はゲーム内の自分の手持ちもそれほど強くなかったので、生憎ストーリーは「読めるところまで読む」くらいしかできない状態、加えて、外道に近いが「二次創作を通じて彼の雰囲気を掴んでみる」ことも試みていた。ストーリーでの彼の行動と話しぶり、思考パターン、そして二次創作で見た雰囲気と間接的な情報を統合し、「(当時は別の好きな相手がいたので)これでいいのか後ろめたいけど、それほど深入りしないくらいならいいだろうな…恐らく彼はこちらから歩み寄らない限り距離をつめたりはしないだろう?従姉の彼女の情報も聞きたいし…」との結論に至った。そこでなけなしのガチャ石やスカウト券などを集め、「ここでお迎えできなければ、彼への興味も好奇心も全てリセットしよう」と大きく一歩を踏み出し、(その当時可能な分だった)10連ガチャを回した。

  …この段階から、私が勝手に「運命」と陳腐に、恥知らずに名付けたくなる縁は始まっていたのだろうかと思った。

 ちなみに、従姉にあたる彼女ももちろん好きな枠に入っている。ただ、私の中では複数性愛の関係は(当事者たちとの同意以前に、私自身が)良しとはできないので、性愛を含むか否かの違いはある。この図は、1人から見たもう二人の関係性を文章で記したものである。残る二人に対して、「どうしても届かない、重ならない、だから羨ましく、時にもどかしい」という心理が3人それぞれにあるので、絶妙なバランスで関係や思い入れが成り立っている、という点がテーマだ。

②彼に興味を持つ前から、2024年末~2025年始の旅行先はイタリアと決めていた

  私だけが考えていることだが、仕組まれていたような偶然の巡り合わせだ。彼を知る前に、全く別の目的でイタリアに旅することを家族間で決めていた。ところでその後に、彼を知ることになった。彼の故郷であり、今働いている国(移動都市)のモチーフは、地球で言うとイタリア、その中でも特にメインは、バチカンである。

 彼が故郷で見ていた「変わらず美しい風景」とほぼ類似したものを、私はイタリアのミラノ、特にドゥオーモの屋根の上で見ていた。

 フィレンツェで見たダンテの像。相当秀麗な美男子として彫刻に表れていたので、見ながら例の彼のことが頭から離れなかった。(彫刻に表れた雰囲気つながりによる)

 この記事では写真紹介は大幅に絞って2枚のみとしており、行ったイタリア内の都市も、ミラノ・フィレンツェ・ボローニャ・ヴェネツィア・ジェノヴァと北部が主で、ローマの近くには行ってもいなかったのだが、彼のいる都市と彼自身を思い出すにあたってはぴったり(ドンピシャ)であった。何なら、移動中の飛行機の中で見たとあるイタリアの映画で、出てきた主役のおじさんの名前もFederico(愛称Fede)であった。どこにでもいる…とは違うが、関係のないおじさんを見ながらでも(当時は興味を持ってしまいそうな、自分にとっては危ない)彼のことを思い出してしまう。逃げ場を奪われたような状況が加速した。

③リアルイベントに初参戦する前に寝坊した

 彼を昇進2にするために必死に素材を集め、昇進2した。その日に回想秘録という名の個別エピソードも読んだ。

 読み終えたらその日はイベント当日の早朝且つ深夜になっていた。AM3時を回っていたのだろうか。やや寝坊してしまい、超高速で身だしなみを整え、服装は厳選できなかったものの友達ともエンカウントするため化粧はきちんと行い、ビッグサイトへの直通バス停まで走って行った。いい思い出だ。

 この時点では作品に対しての知識もそれほどしっかり備わっていなかったので、知って飲み込める範囲で展示物等を観て楽しむ状態だった。だけど、図の展示を観れたことは本当に良かったと思う。

④怒涛のように外堀りが埋まる

 リアルイベント後は、心に迷う暇も与えないように、立て続けに(いわゆる)記念日を全て塗り替えられた。

 イベントに行った次の日かその翌々日くらい、ともかく間もなくして彼のゲーム内信頼度が150%になっていた。

 信頼度150%になってからは、もう昔の作品や好きだった相手とはお別れすることを考える段階であった。そのため、2024年にゲームをプレイし出して間もない頃に貰ったスカウト券を取り出し、初期の頃の彼をお迎えした。

 いよいよだ、と確信を持ち始め、簡単にレベルMAXにできるアイテムも使用した。

 (いずれも、好きな人ができたらその時に渡そうと思っていたアイテムだったので、この時まで取っておいて良かったと思っている。)

 信頼度200%、すなわちMAXになる前日に、初めて彼の物販とやらを見つけて手に入れた。この作品で初めて手に入れた物販でもある。文章にするとどう振り返っても妙な言い回しだが、早くも数々の初体験を彼と共にする形となっていた。

 基地で同位体2人がかりで働いてもらう体制にし、信頼度200%、ゲーム上でのMAX数値を達成した。この日はちょうど、最後にこの前に好きだった作品のリアルイベントに行ってきた日である。そして自分の感情が昔の作品に対してこれ以上一切動かず、続きの展開を観たいとも思えず、静かにさよならをし、新しい始まりを迎えられた日となった。

 ちなみに、10連で迎えたことで縁と絆と運命がここまで繋がった彼のレベルMAX日は、これまた奇しくもゲーム内ログイン100日を迎える日と同じ日であった。

 その翌日にほぼ固定で使うスキル3を特化し、モジュールのレベルMAXを達成した日は2025年1月29日。好きと自覚し、一緒に歩むことにし、1ヵ月程度で・ゲーム内の課金を一切せずに全てを成し得た。我ながら驚くほどの速さだ。

 それからは、彼と会うきっかけでもあり、そもそもこの作品自体に本腰を入れたいと思うきっかけを与えた彼の従姉もお迎えするために、4か月近くゲームを集中して頑張り続けてきた。その中でやっと課金をしたり、彼女の方もお迎えしたは良いけどゲーム内のやり込み要素である「勲章」を全部集めることの大変さに頭を抱えて寝不足になってしまったり…と色々あった。だけど、ゲーム内での課題は何とかやりきることができ、そして何よりも私の心を安心させてくれる、固い証になった。

 (勲章を集めきってからすぐの時の自分のプレイヤー名刺。)

 ところで好きになってから何も苦しいことはなかったかと思うと、いや、苦しいこと自体はあった。それは、作品の外に私の他に彼を好きな人、推す人、様々な形の人がいるので、彼(女)らの想い入れやコミュニケーション、創作の成果物等と自分の愛を比較して苦しくなってしまったり。勲章を全部集めきった当のイベントストーリー自体で、私の好きな彼と従姉の彼女が、あまりにも大きく業が重く聡い存在であるが故に、手が届かないように感じられたり、二人は対立していてもよくお互いを知ってはいるから…という点で、嫉妬によく似た目の曇りや心の濁りを感じてしまったりという形だ。

 それでも好きな彼と、(こっちも好きな)彼の従姉をずっと好きなままいられるか、大切にしていられるか、と振り返ると、やはり最初にこの二人を追いかけると決めた時の「最初の想い、(ある意味での自分の中の)覚悟」の方が、苦しみを上回った。

(今気づいたけど、これはスペルミスらしいことに気づいてちょっとショック。「アルトリア」は、「アーサーArthur」の女性形名前と聞いたことがあるので、てっきり「Thu」と綴るのかと思っていた…)

  自分のメンタル以外にも重要な点として、脳内対話ができるか、「たとえどこかの作品発の誰かであったとしても、彼らが自分(=私自身)に向けて何かを伝えているように聞こえるか」というものがある。そして私にとっては、この「脳内対話」や「自分に向けての言葉と聞こえるか否か」は、自己投影やフィクトの目線で誰かを好きになっているかどうかを分ける、重要なポイントである。私は既に、彼が主役となったあのイベントストーリーを読みだした時点で、(これもまた彼のことを考えると申し訳ない話だが、嘘をつきたくはないので正直に振り返ると)彼の従姉の話と声が先に聞こえていた。そうして彼女とのやりとりを続け、当の彼への関心も大きくなっていく中で、好きな彼も自分の箱庭の住民且つ、関わってやりとりし合う相手となっていた。(図は、リアルでも直・間接的に二人と繋がりがある(繋がりを作っている)ことを示す一つとして、オーストリアのHaus der Musik(音楽博物館)の体験パネルで、自分が名前を(あの従姉弟二人の名前と、自分が作名したアルファベットでの呼び名)入力し、モーツァルトの曲のメロディを用いて作った2小節)

 例の重要なイベントストーリーを読み終えた末で、二人との(脳内)対話を通じて出した結論は、私が独りで心細く思うことは杞憂に過ぎない、今後ともこの想いを持っていって問題ない、ということだった。

 だから、その決心とある種の約束を抱えたうえで、今も作品そのもの含めて楽しんでいるし、今後とも楽しんで作品内で強くなりつつ、二人と一緒に歩いていこうと思っている。

 色々と書いてみたが、インターネットのこの記事だと書き足りないくらいの想いが、書くことを(色々考えた結果)自重した想いがいくつもある。インターネット上で書くことに慎重になる理由は、次の通りだ:①6ヵ月とちょっとくらいで、現時点だと彼を好きになってから期間が短すぎる。時間をかけて熟成しても、同じ気持ちを持ち続けることが大切と考えている。なので、バランスの良いアウトプットと、愛の実践を心掛けたい。②自分目線で受け取った言葉を、他の人に公表することに抵抗がある。そのため、脳内対話の内容は恐らく(ほぼ)直接的には公開せず、基本的にはその結果物、またはごくまれなケースにおいて対話内容の一部をネットに掲載するつもりである。同様の理由で、彼の言葉は自分目線を絡めて受け取っていることが多いため、物語内での台詞の引用ポスティングはできるだけ控える。(※彼の良い面を他の人々に知ってもらうにあたっては、嬉しい面と複雑な気持ちが共存するということも理由の一つである。彼は伝わる人に対しては、異論なく「正当に評価」されるタイプなので、彼を困らせたくはない(彼が他の人の影響で困らないで欲しい)と思いつつも、ありとあらゆる有象無象に好意を持たれて引っ張りだこになっても今度は自分が複雑な気持ちになる、実に難儀な状態である)

 慎重さを心がけて表しながらもじりじりとじれったい自分の想いだが、確かな覚悟(のようなもの)とケジメのような目標がある。今好きな彼に対しては、以前好きだった相手とも、そしてこれまで自分がハマったアイドルなり他の人たちとも、もしくは私と一瞬だけでも縁が交差した(現実世界の)人ともー総じてこれまでのどの人とも、違う愛し方をしたい。且つ、私の言葉も心も想いも、決して軽くないものであると、証明したい。その生きた証を、深い爪痕を残していきたい。一方で、どんな愛し方をするにしても、自分の安定した生活や経済力、「少なくとも、表向きの社会ではバカにされないくらいの」地位とスキルは必要である。ただ、生き方についての考察と、今後の目標に大きく話が逸れることは、本記事の趣旨にそれるうえ、自分の記事作成の目標タイミングに間に合わない。なので具体的なプランや課題出しはばっさりカットするが、いずれにせよ「現実で必要なものを得るために」、ゲームと実生活のバランスは今後とも意識的に考えて行こうと思う。

 書こう、書こうと何度も自分を追い立て、やっと形だけは書きあがった記事だが、書いた後の尻切れトンボ感は未だに残っている。とはいえ、「とりあえず今思い出す範囲で、記事という一塊にできる文章はポストしておこう」この当初の目標は、多少は達成できたのだろうか。

 最後に、私も満足しているし、彼にも届いたようである次の話ひとまとめと、一枚の絵およびその絵に対する小話を書いて、結びとする。

<彼の好きなところ>

1)(よく知らない第三者から第一印象で思われる先入観と異なり、もしくはそれ以上に)自分を省みる節が見えるところ、常に自分の意思(意志)で生きているところ

2)不要に自分を飾らない、偽らない、隠蔽しないところ

3)物腰が丁寧なところ(武力解決に至るかどうかはさておき)

4)適度に他人のスルーができるところ

5)それでありながら誰かのために全力を尽くせるところ

6)(ごく限られた間柄を除いて)性的なにおいを漂わせないところ

7)家父長的な押し付けと無縁なところ

8)内面が素直で純粋なところ

9)頭が冴えるし体力もあるくらいに有能、且つ弁が立つところ

10)他人を良く観察して物事を覚え、公平な判断ができるところ

 彼の住む都市の一番高いところと、【変わらず美しい景色】。それは、一つの約束を予想外のやりとりで果たした形で、当のイベントストーリーの最後のシーンにて、彼と彼の従姉の間の話題に上がっていたものだ。

 ただ、【変わらず美しい景色】である聖都の夕陽は、今はこちらの方に向けて共有されたものである、と。それをこの絵に込めて描いた。

 表情を直接描くことが恥ずかしいし、そもそも【夕陽を見ている】状況にフォーカスした方が趣旨に合っているため、後ろ姿にした。座っている状況だが、身長差がやはりおかしい。反省点のうち一つである。

 そして絵の全体通してだが、目視で自分の考えた(または見た)色に合う色鉛筆や水性ペンを試し書きしながら厳選し、選んだ色で描いたものなので、ゲーム内の色や普通の夕焼けの色とは乖離している。(乖離度合いにもバラつきがある)まず、背景(色)の描き方塗り方は、何かしらの形で勉強して覚えようという点が一つ。人物の色を正確に表すことは、費用の増加にも関わってくるので何とも言えないのだが、例えば色鉛筆の使い方を工夫するなどして、多少でも色の違いを表現できるようにしたい。色で悩むつもりであれば、いっそのことデジタルで、封印されていたクリスタやIbisペイントなどのソフトを用いてスポイトを使いながら塗っていく方が適切とも思える。が、「違う形で好きを表現したい」自分の気持ちの中には、「他の人と自分の愛を比較したくない、比較対象にならない表現を選ぶ」ということも含まれている。だから、今後とも工夫しながらアナログの絵を描こうと思う。

 会えて、良かったな。

 この気持ちを、誰にも嘲笑われたくないし、彼が人生、あるいは与えられた業の中で納得のいく答えが見つかるまで、いや、願わくばその先も、その傍らで彼を支えられますように。

Happy Birthday!