旅のきっかけ
10/7-9の3連休期間中、三重県内を周遊していた。…と言っても、県内を隅々まで回ったというよりは、「アクセスしやすい三重の街」をぶらりと立ち寄っていたことが実態だ。今回の旅を計画し、行動に移すにあたっては主に次のようなきっかけがあった。
- 自分も鉄道旅をしたい
私の日本国内旅は、家族と自家用車で行うことがほとんどだ。渋滞やイマイチな道路事情に振り回されることもよくあるが、総じて柔軟に動けるし、大都市以外だと公共交通機関によるアクセス事情がイマイチなスポットも少なくない。加えて車なら、家族での移動コストは節約できる。だから車旅がほとんどだったが、私の中で一味違う旅がしたい欲求は常に渦巻いていた。「青春18切符でどこかに出かけたいな」とか、「路線バスの旅」テレビ番組の出演陣に密やかな憧れを抱いてみたりとか。電車で少しでも記憶に残る旅ができないか、という気持ちがきっかけの一つになった。
- 3連休を地味に過ごすのは勿体ない
8月の海外旅行後家族がお疲れモード状態になっていた。その後9月に3連休がやってきたが、未だに暑い時期であり、且ついきなり交通機関や宿を確保するとしてもハードルが高い状態だった。なので9月は大人しく地元で過ごしていたが、流石に10月も3連休を地味に過ごしたいとは思わなかった。どこか丁度良い旅スポットはないのだろうかと思い、探してみたことが続くきっかけとなった。
- 様々な丁度良さが絡み合った
さて、3日(うち最後の一日は遅帰りはできないので、2日と.7日くらいになるが)をどう使うかを考えてみた。
①宿泊するなら2泊になるが、最近はホテル代がどこも高い。近畿は近いタイミングに訪れるので、あえて近畿をまた選ぶ必要はない。となると、日帰りで行ける候補地域として、愛知の隣県である、岐阜・三重・静岡の西部(浜松周り)が選択肢になる。もしくは県内の名古屋市以外の場所。長野は公共交通機関に期待できなさそうな場所が接しているのでパス。
②次にどこに行って日帰りするかを考えた。静岡だと浜松と湖西くらいしか候補がない。浜松自体は別の機会で訪れたことがあるし、湖西だとアクティビティを楽しみに訪れる印象がある。公共交通機関だとコスパがどうかと考えられる節もあるのでパス。
岐阜と愛知県内はなんか広い。聞いたことのある街が一直線上に並ばない。それでは3日間、街を一つずつ選んで1日ずつ見てくるのか…という考え方に至るが、半日見るものがあるのかと自問自答すると、自信がないし、結果1日ずつ見る街を選べないというのが本音だった。(岐阜県の場合は大体名鉄が通る地域なら日帰りで行けそうかと考えて、各務原/羽島/可児という形になるかと思った。うーん、しかしどこを見ていくかと思うとNo Ideaだ…。ちなみに岐阜市は岐阜城登城のために行ったことがある。)とすると、消去法で三重県になる。三重県は縦に長いので、ルートをうまく選べば複数の街に立ち寄ることもできるし、気に入った街があればやや長めの滞在時間を取っても良いだろう。小回りが利きそうだし、良い選択肢だと思った。
- ミジュマルスタンプラリーの開催

ポケモンブラック・ホワイト(そして続編のブラック2・ホワイト2)にて旅のスタートポケモンのうち1匹として選べる、ラッコのような水タイプポケモンのミジュマル。このミジュマルが2021年12月に三重県の応援ポケモンとして任命され、ありとあらゆる取り組みを行ったり観光催事に登場しながら同地域を盛り上げている(詳細上記リンク)。その中で度々X(旧Twitter)などのインターネットを通じて見つけたのが、ミジュマルが協賛(?)する三重県のスタンプラリーだ。(こちらも詳細は次のリンク参照)。
(※ちなみに昨年2022年は別形態の旅で忙しく開催していること自体に気が付けなかったのだが、2022年もスタンプラリーが実施されていたらしい。)
最近はインターネット、特にInstagramを覗いていると来客誘致のためにスタンプラリーイベントを開催する自治体や地域の団体が多いように感じる。そのため大抵は「またか」という気持ちでスルーすることが多いが、スタンプ設置場所の動線が分かりやすかったり、自分がそもそも興味を持っていた地域のスタンプラリーであった場合は、「周遊ルートを組むついでに参加するか」という気持ちになる。そのようなモチベが湧いて、スタンプラリーイベントを消化しに出かけるのだ。
今回のミジュマルスタンプラリーのスタンプスポットを1つ1つ、地図と照らし合わせて確認してみた。まず地域の人々(というか自治体か)の気合が感じられたのが、29市町全てのどこかしらにスタンプスポットが設置されている。街の規模や施設分布状況によってスポットの数は異なるが、ほとんどの市町でおおよそ3か所、最低でも1か所はスタンプが設置されているバランスの良さである。また、スタンプスポットも「街のレジャー施設」「観光案内所」「道の駅」「歴史・文化に関する展示施設」「その他該当する街において重要な機能を担う施設」といった形で多様に分布している。スタンプスポットが配置されている場所は、割合で見れば自家用車によるアクセスが楽な場所が多い気はした。というのも、市街地内に立地していると言えど、最寄りの鉄道駅から15分も歩くとなると流石に厳しい。また、鉄道よりコミュニティバスなどによるアクセスはダイヤが遥かに不安そうであるため、アクセス案から除外することにした結果、このように判断できた。ただし、最寄り鉄道駅から徒歩5~10分程度でアクセスできる場所もいくつか絞り込めた。
これらを全て踏まえ、「鉄道を利用し」「3日全日日帰りで名古屋に戻り」「周遊する場所は、ミジュマルスタンプラリー設置場所を目安に選ぶ」という旅の趣旨・ルートを自然に決めていくことができた。
なお、周遊のためには「近鉄」を使用し、「近鉄週末フリーパス」1人あたり4,400円を購入して3日間使い倒すということにした。ちなみにJRは同じ使用期間あたりの金額が近鉄よりお高かった(7,850円)。且つ、近鉄は特急以外なら何でも乗れるため、急行列車が乗り放題。JRも新快速に乗れるなら移動速度は変わらないのかもしれないが…ともかく「お高い」の一点が気になったため、近鉄一択だった。長い前振りはここまでにして、本題に入ろう。
1日目:伊勢~鳥羽~斎宮
近鉄で辿り着ける三重県内の終着駅(時点)は賢島、つまり志摩エリアである。ところで、賢島駅まで移動時点を広げると、近鉄名古屋~賢島の移動時間は特急で1時間37分くらいらしい(うろ覚え)。特急が乗れない状態で片道2時間オーバーは厳しい。そこから向かう一番遠い時点を「鳥羽」に定めた。
早めに自宅から出発して、10時1分発の「五十鈴川(伊勢神宮内宮)」行き急行列車に乗ることができた。この列車はボックス席がないタイプだったのかな?あるいは進行方向から大分後ろの車両に少しだけ存在しているのか…名古屋発の急行列車でボックス席に座らなかったのは今回の旅の初日のみである。2時間近くの着席移動はまあまあ姿勢がきつかったので、時折立ち上がり→座り直しを何回かした。
電車に揺られながら見た車窓の風景で、印象深かったものは次の通り。(なお、この急行列車は今回の旅の中で何度も乗ることになるし、基本的に同じルートを走っているので、一日しっかり目で納めればその後の風景は割と似通っていたりした)
- 改めてだが、名古屋から電車で20分もすれば桑名である。早い。比較的安いし。
- 近鉄のルートも昔の東海道にある程度重なっているのか、東海道をイメージした浮世絵の看板が貼り付けされた建物が見えたりもした。(この建物が特徴的だったのか…)
- 四日市周りを通り過ぎる風景が印象深かった気がする。日本以外の国からの人々が割と定住していると思しき看板がいくつか見えた。後、電車からもコンビナートの風景がよく見える。四日市後の塩浜駅には貨物・エネルギー等の輸送列車が停まっている風景も目に留まった。
- 白子駅の待合室の壁は、マリオカート等でよく見たフラッグのような市松模様で、「もしかして…」と思った。もしかしなくとも鈴鹿サーキットをイメージしたものであると確信できた。この旅の2日目に実感できた。(後述)
- 県庁所在地であり、縦に長いので津市は停車駅が多かった。移動中では「おぼろタオル」メーカーの看板が目に留まった。後「桃園」という駅は駅舎がピンク色であるのが地味に面白かった。 ちなみに「おぼろタオル」さんは後からYoutubeでミジュマルが三重を紹介する動画にも紹介されていた。なかなか丁寧な紹介であり、タオル工場の一部箇所(糸をまとめる場所)もチラ見せされている。https://youtu.be/038dWMnREq8?si=r3t-xy9NXcvXxLTs
- 伊勢中川駅でなんとミジュマルトレインを発見。「鳥羽」「賢島」方面に行く普通列車はそれなりの台数が投入されているようで、今回の旅の中でも何度もお目にかかった。ホクホクした。
- 明和町を通り過ぎながら、「さいくう」と書かれた木彫り(恐らく)の扇子型オブジェを車窓越しに発見した。ちなみに後に街歩きしながらそれなりに近くで見ることができた。
車窓の風景を眺めつつ、やっと「伊勢市駅」に到着。1時間50分かかった気がする。まあまあ長かった。ちなみに、自分の乗った列車、「伊勢市駅」で大半の人が降りた。きっと皆さん、3連休でお伊勢参りをされる予定だったのだろう。
最初に外宮側改札口を出て、左側にある「伊勢市駅手荷物預かり所」へスタンプを獲得しに行く。ところで、当初預かり所までの入場口に列が形成されていてビビったのだが、後から見たところこれはあくまでも「荷物の預かり」列であった。スタンプは本建物の2階にPOPが貼り付けされており、2階は誰でも自由に入場して使うことができる。(休憩スポット・観光案内冊子が置かれているスポットとなっている)建物自体の入り口が狭い1か所なので、人をよけながらサッと入って回収してきた。
また、そこから外宮参道~外宮に向かって歩き、手前のバス停近くでミジュマルとリーシャンのポケふたを発見した。(ポケモンGoでポストカード回収)どうしてリーシャンだろう?と思ったが、調べたところ、お伊勢参りのお土産の一つが「伊勢鈴」である様なので、ここから取ってきたものかと思った。

有名地であるため、日本の人、日本以外の国からの人が行き交い、外宮参道が賑わっていた。ちなみに伊勢神宮自体は既に2年前にお参りしてきたことがあるので、今回は旅程上境内には入らず。
続いて伊勢市駅から鳥羽駅へ。なんとミジュマルトレインそのものに乗ることができた。外装も内装もみ~んなミジュマルだらけ。5駅程度なので近かった。ちなみに鳥羽駅構内もミジュマルがいっぱいである。停車駅名の看板にもミジュマル。
(賢島駅もミジュマルがたくさんいるらしい…)スタンプラリーの場所は、近鉄鳥羽駅の改札を出て右手のところにすぐ見える観光案内所。何故かここだけ案内所内部にスタンプのPOPがあったのか、外側にスタンプのPOPがあったのかが思い出せない。(割と迷わないところにあったと思うが…)


同じくポケモンブラック・ホワイト(ブラック2・ホワイト2)初登場のシャンデラと同期の活躍を眺めつつ、鳥羽一番街のレストランへ。
「喫茶チェリー」さんでランチ。
このブログ→(https://kencellara.com/)を参考に事前調査した老舗だった。ちなみに家族と食べている。海の幸カレーも美味しかったが、何より海の幸パスタがここでしか食べれないような、しっかりした旨みのトマトソースで唯一無二の美味さだった。後は何よりも新鮮でプリプリとした海鮮物。(えび、イカ、牡蠣かな?)忘れられない…

鳥羽一番街から、駅とは逆方向の出口に出ると、海(伊勢湾)を見渡せる公園が出てくる。ドルフィン公園と呼ばれるらしい。ここにもポケふたである。ミジュマルとジュゴン。モチーフは恐らく鳥羽水族館だろう。ラッコとジュゴンがいることは何かのきっかけで以前ネットで見て知っていたが、日本でジュゴンの飼育が鳥羽水族館だけであることは今回改めて初めて知った。

ポケふたのすぐ横に立地している「鳥羽マルシェ」にも立ち寄った。
今回のミジュマルスタンプラリー情報を入手しながら併せて確認したものが、県内のJAファーマーズマーケット店舗で商品を購入し、アンケートに回答するとコースターが貰えるというキャンペーン。コースターくらいならよく使うし…ということもあるが、地元の農産物・水産物ではどんなものが売られているのかが気になった。なるほど新鮮そうな野菜に魚がたくさんあった。旅道中なので買って歩くことが大変つらい状態なのが惜しかった…ただ生の食材以外に買えそうなものもあったので、買ってきた。
伊勢茶によるバウムクーヘンだそうだ。味が濃くて大変好みだった…調べたところ規格外品を利用しているそうだが、調べるまで分からなかった程だった。提示されている通り、フードロスの削減と生産者の所得向上につなげるための取り組みのようだ。応援したい。
コースターはなんと柄を選べた。鳥羽マルシェ市場に着くとすぐ試食ができるようになっている、緑色のみかん(「三重南紀みかん」だそうだ。リンク参照→ https://www.jaise.jp/nogyo/tokusanhin/ )がとても美味しかったもので、「温州ミカン」の柄を頂いた。
伊勢茶といえば、鳥羽駅構内カフェの伊勢茶アイスラテも美味しかった。店員の方にシロップを勧められたので何かと思ったら、アメリカ―ノ…とは違うけど、添加物などが一切感じられない、茶そのものの濃くて深い味だったのでなるほどと思った。(コーヒーのような苦さではないが、少なくとも甘みがほとんどなかった)お茶自体が好きなのでほとんど気にならなかったが、家族の選んだソフトクリームを少し混ぜたらまろやかな味になって面白かった。三重県には度々訪れているが、美味しいものが多いと思う。
そして鳥羽から普通列車で斎宮へ。ここでちなみに初めての鉄道旅なのでやらかした。次の電車のダイヤを確認しないまま改札を早くくぐりすぎてしまった…。特急駅が着くからそこそこ列車が来るだろうと思っていたが、否、大きい駅かどうかに関わらず、近鉄は普通列車の便数は全体的に多くないらしい。結局外にさらされている状態の駅ホームにて次の列車を待つ状態になった。(25分待ったのかな…)この旅の初日だけ天気がすこぶる良くて助かった。海風はかなり吹き付けてきたが。後は反対側のホームや線路にやってくる列車に面白いものが多くて見ていて楽しかった。賢島方向にはミジュマルトレインが元気に停車し、発車の準備をしている。「とばしまメモリー」という列車も見かけた。ポルトガルのアズレージョタイル装飾をあしらったようなデザインだった。

そういえば志摩には地中海村(宿泊施設)と、パルケエスパーニャ(遊園地)があったな…。(話が脱線するが、パルケエスパーニャ、あるVtuberさんとコラボされて認知度・来客数がUPしたのか、案内ポスターのコメントが「来て!」から「もう、来た?」になっていた。)
移動時間に加えて待ち時間が所要したため、斎宮にも1時間程度かけて到着した。スタンプラリースポットの紹介ページで「何やら歴史を感じる場所があるぞ」「スタンプスポットが結構集まっているな」ということで訪ねてきた街。ホームから出口への移動のために踏み切り(出口が反対側(南;鳥羽、賢島に行く方向)ホームに接している)を渡ったり、無人駅であったり、いかにも私が普段使わないような鉄道駅の世界に来た。(残る2日間も、一駅ずつこのような箇所に下車することになる)
斎宮は、天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えた皇女である、斎王の宮殿・役所が位置した場所。(こちらのサイトから抜粋 → https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story007/ )南北朝時代以降の戦乱によって斎王制度は廃止され、地名でしかその痕跡を残していないと思われた。だが、昭和の時代の発掘調査によって、斎宮の存在、都のような区画道路、建物の存在が明らかになったらしい。由来と歴史からして、とてもロマンあふれる場所と感じる。現在の明和町、斎宮駅近くの史跡広場で見ることができるかつての時代風の建物は、恐らくほぼ全てが発掘調査をもとに復元・当時の姿に近く作り上げたものであるかと思う。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASRBF71W8RBFOBJB00D.html
(↑ちょうど直近の新聞記事でも、発掘調査が今も続いているということが窺える)
そんな斎宮駅(明和町)では、3つのミジュマルスタンプを獲得した。駅から出て右側に、復元道路跡を歩いていくとまず「さいくう平安の杜」の入り口に辿り着く。

復元した平安時代の建物3棟が並んでいるが、スタンプは左側の建物(調べたところ、恐らく「西脇殿」だろうかと思った。リンク参照→ さいくう平安の杜利用案内 | さいくう平安の杜利用案内 | いつきのみや地域交流センター (itukinomiya.com) )の階段を上ってすぐのところにに、POPが設置されていた。靴を脱いで階段を上ろうとしていたら、関係者の方々に「(階段の幅が狭いので)気を付けてくださいねー」と声をかけられた。ありがたいような申し訳ないような。(※円滑な移動と周遊のため、ここもあまりゆっくりずつはスポットを見て回れなかった…)
次のスタンプスポットは、「明和町観光案内所」に備置されている。地図上だと、「さいくう平安の杜」から近いのだが(徒歩5分)、平安の杜の敷地が割と四方をきっちりガードし切っており、近道はガード柵がない芝生の道一か所である。芝生と言いながら草の背が高いので草むらというか、あまり夏には通りたくない場所であったが、秋口に訪れたので助かった。虫に襲撃されないよう高速移動した。進んでちょっと横に長い建物の手前側、扉のところ(この記憶ももう既にうろ覚え)にスタンプPOPが貼られているのだが、そこからもう少し進んで駐車場?らしき場所の近くまで先に歩いていくと、ポケふたも確認(ポケストップを回収)できる。

ミジュマル・フラージェス・アマカジのポケふたである。フラージェスは数百年ある長い寿命を、自分のテリトリーである1つの花園・庭園(お城の庭園であることもあるらしい)を守るために生きているというポケモン図鑑の説明がある。斎宮跡には季節になると花が咲き誇る菜の花畑もある模様なので、黄色いフラージェスとマッチしているのだろう。一方でアマカジはフルーツをイメージした果実のポケモンだが、ここの有名フルーツは何だろう…?後から調べると柿や苺などが採れるそうだが、明確な特産品という位置づけであるかどうかは不明なところ。寧ろフルーツに拘らず、アマカジの頭のへたが花菖蒲の形状に似ているのでは…と思った方がしっくり来るような気がした。ちなみに通常色のアマカジを見ると分かりづらいが、色違いのアマカジは頭のへたが紫色だ。
今日最後のミジュマルスタンプは、「いつき茶屋(斎宮跡無料休憩所)」で回収した。ここも距離としては大して観光案内所から離れていないのだが、柵がない(向こう側に出られる)場所を探したり、途中で花畑と花畑の間の半農道?自転車と人が交互に使うような道を歩くなどしながら辿り着いた。スタンプスポットは休憩所内部のパネルみたいなところにPOPがあった。ちなみにどうでもいいが、ここの休憩所、持ち込みで食事ができるエリアが設けられていた。このタイプの休憩所の食事処は持ち込み不可が多いものと認識していたので、関係者方の懐の広さ(?)のようなものを感じた。
この町のスタンプを全回収し、斎宮から名古屋に帰る(松阪で急行に乗り換えて戻る形となる)にあたっての次の電車まで時間があったため、休憩所から歩いてすぐのところの「斎宮跡歴史広場」と、「いつきのみや歴史体験館」の外郭を散歩した。歴史広場内の10分の1史跡模型が非常に精工で、かつての雄大さを思い出させるようなつくりとなっていて印象深かった。
…ところで後から考えたのだけど、この模型、野外にそのまま置かれているので、例えば豪雨の時に模型の素材の質が悪くなったり、雪が降ったりした場合は地元の人々が片付けていたりするのだろうか。頭が上がらないような思いを感じた。(※南の方なので、雪はあまり降らない地域かもしれないが、どうだろう。最近は名古屋も雪が突然降ったりするし、じゃあ三重県も和歌山県にほぼ接している東紀州の一部エリアでないと雪を避けられないのでは…とただの感覚で思っている)

いつきのみや歴史体験館は、内部に入るとじっくり見たい衝動を抑えられなさそうなので、外側からどのようなイベントが行われているのかを窺っていた。双六のようなものを体験している人々がいたり、はた織り体験をしている教室のような場所が見えたりした。とても本格的な体験施設のようであった。
時間に追われている立場とはいえ何もやってこないのは勿体ない気がして、館外の広場に置かれている「毬杖(ぎっちょう)」を使って家族と遊んでみた。(自分らが遊ぶ前に、先に体験をされていた家族連れの方から「やりますか」と気さくに声をかけられて、キョドって「まずは見させていただきます」という感じでもにょもにょと返答したことを思い出す。本当に見学させて頂いた後にトライする形になった)

木の枝でできたトンカチのような槌を使って、木の球(毬)を打ち合う遊びらしい。打ち合うタイプのゴルフみたいなものだろうか。家族はすぐにフォームもしっかり取って、滑らかに打っていて驚いた。一方の私は運動神経とセンスが皆無であることにより、自分で振り返ってもモップかけの時のようなフォームしか取れず四苦八苦し、あまり打ち返せないという体たらくだった。とほほ…あ、でも後から槌の先が広い方(重みがありそうな方)で毬を打つように意識すると、ちゃんと力が入って打ち返し自体はしっかりできるようになることを学んだ。将来のために本物のゴルフ(?)を体験し練習した方がいいのかなと思った…。
そんなこんな時間を潰したら、いい感じに電車が来そうなタイミングになったので斎宮駅へバック。1日目の旅が終わった。名古屋に着くと19時過ぎで、最も遠くまで行ってきた良き日だった。
2日目:松阪~津~鈴鹿
2日目が一番収穫的にはきつかった。いや、ミジュマルスタンプは全て回収したものの、雨天で雨の勢いがそこそこあり、行った街でこれといって特別なことができなかったのだ。辿り着けた範囲で何を見て感じたかをメインに書き綴ることにする。
今日も名古屋⇔松阪間を行き来する急行列車のお世話になった。松阪駅の前に伊勢中川駅を通って途中で列車が停車するので、今日もミジュマルトレインを車窓から眺める。

松阪駅で下車してから、最初のスタンプスポット「豪商のまち松阪観光交流センター」へ。Google Mapのナビでは住宅街とやや狭い道路を進むルートを案内されてその通り歩いてしまったが、当該ルート上だと案内標識が一つもなく、寺(継松寺だったかと思われる)が目に留まる以外は工事中の区間があったりと面白味のない道筋であった。松阪駅に戻る時はルート変更したのでマシになったが、駅前のロータリーから屋根つき駅前商店街の方を歩き、そこから途中で右に曲がってひたすら直進した方が道も分かりやすいし町が栄えて見えていいなと思った。ちなみにミジュマルスタンプは案内所内で獲得。
松阪観光交流センターからそう遠くないところには、「豪商ポケットパーク」がある。何かのイベント用に有償で使える施設(四阿(あずまや))とライオン像、そして周辺の敷地がある本当にポケットなパークである。
ちなみにこのライオン像は栄の三越百貨店前でも見かけられるあのライオン像である。(ライオン像自体の由来はこちらのリンクを参照 →豪商ポケットパーク – お肉のまち 松阪市公式ホームページ (city.matsusaka.mie.jp) )

松阪は三井グループの家祖・三井高利が生まれた都市であり、三井家発祥地(※内部非公開だが、ちょうど今の時期は期間限定で公開していたらしい。雨さえ降らなければ…+次の移動予定さえなければ…)などのゆかりのスポットがある。また、蒲生氏が築いた松阪城の跡地があったり、武家屋敷が並ぶエリアがあったりする。松阪木綿といった藍染の綿織物もとてもシックであり、様々な模様で作られているようだ。「北海道の名付け親」と称された幕末の「松浦武四郎」氏も、この街で生まれられたそうだ。…という、歴史のエピソードに事欠かない松阪の姿を、観光交流センターで入手できる無料の様々な冊子・加えてセンター内の展示物等を通じて知ることができた。今までの私の中では松阪牛のイメージが強かった気がするが、色々なものが残っている街であることが伺えた。また(様々な面で)余裕がある時にぜひ訪れたいものだ。
余談だが、松阪駅内のベーカリーで売られていたカボチャのメロンパンが美味しかった。
次の目的地は津である。津で今回訪れるスタンプスポットは、津駅東口から出てすぐの場所にある観光案内所内部にある。ちなみに、駅前の通りの一部には天井が設置されているので、雨天でも雨を避けながら駅から観光案内所に移動ができる。サクッとスタンプを回収…しただけだと物足りないので、ちょっと雑談。
津市には、昨年家族と車で1回訪れたことがある。軽いドライブ旅のためとして、伊賀上野からの帰りに途中で立ち寄ったものだ。その時は「津新町」駅から東側に進んだ方のフェニックス通りに行き、ミジュマル(県庁所在地なので、代表1匹でマンホールに出た感じか)のポケふたを見てきたものだった。また、その帰りにはスイーツファクトリーという(車でのアクセスが必要そう。地元のバスならたまに行き来しているのだろうか?)店舗で、ミジュマルのホタチ型をイメージしたマドレーヌ「シェル・レーヌ」を買ってきた。でも振り返るとこの時期もこれくらいしか見ていないな…。「高田本山専修寺」が建築物として県内初の国宝指定されたようであり、写真を見るところでもなかなか広大で歴史のある仏閣のようである。今後機会があるとしたら気になる。
後はこの日は、地域のお祭りらしき「津まつり」が開催されている日だった。関係者の人々が雨合羽を基本着用してお祭りを盛り上げており、津駅前ではハイテンションな音楽が流れていた。地元の人のたくましさ、すごい…。

最後の目的地、鈴鹿市。フリーパスを使い倒しに行くために雨の中でも向かった先だが、今回の旅先の中でちょっと大変且つ消化不良に終わった。ミジュマルのスタンプスポットがある箇所のうち、今回寄った場所のうち一つが「伝統産業会館」なのだが、最寄駅である鼓ヶ浦駅が普通列車のみ停車する駅である。踏切は渡る必要なく、歩道橋みたいなものでホーム先の出口に渡れるといった構造だが、普通列車無人駅で斎宮駅(明和町)と同じようにダイヤを意識する必要がある場所だった。また、鼓ヶ浦駅から伝統産業会館に向かう方角の先には海岸がある影響か、雨風がともかく強かった。しかも周りは住宅街で、横断歩道がある箇所ではないので車を避けながら川の上にかかった道路を渡り向こう岸へ進んだり…。振り返るとこの道自体が特段危険だったとかそういうものではないが、悪天候(そして旅道中なので、荷物を軽くするために軽めの折り畳み傘を持ってきたのも災いしたであろう)の中辿り着くにはちょっと滅入るような道筋だった。伝統産業会館の内部でスタンプ獲得。
内部の「伊勢型紙」と「墨」の展示物や説明冊子などを少しだけ覗いた後、調べながら自分の知識(?)を補完した。伊勢型紙は鈴鹿市に伝わる伝統工芸品であり、着物や浴衣などに文様を染める際の型紙として主に用いられてきたとのこと。今はインテリア用品にあしらわれたり、型紙の模様を使って栞などを作ったりと更に多様な用途があるそうだ。また、伊勢型紙と関係を持ちながら、和墨である鈴鹿墨が造られているとのこと。
(参照リンク→ 鈴鹿市伝統産業会館-展示内容 (densansuzukacity.com) )
ちなみにこの後移動し停車した白子駅では、最後にミジュマルスタンプを室内で獲得した駅前の鈴鹿市観光案内所(※白子駅西側の出口を出て、横断歩道一つ渡ればすぐである)とは反対側の方角(東側出口の方)に、「伊勢型紙資料館」といった施設があるようだ。伊勢型紙資料館と伝統産業会館は、超ざっくりまとめると「伝えるもの」「中身自体を実際に受け継いでいくもの」といった方向性の違いがある施設である様で、県による次のレポートページに分かりやすくまとめられている。
三重県|鈴鹿市伝統産業会館・伊勢型紙資料館 体験レポート(改訂版) (mie.lg.jp)
最後のエピソードで、白子駅内の待合室外壁の模様がレース場フラッグのような白黒市松模様であったことを発見したが、駅から下車して駅舎内を出て行って見るとなるほど良く分かった。間違いなく鈴鹿サーキットイメージであろう。

日本内には、まだまだ自分が知っていなかった伝統工芸がたくさんありそうだ。そんなことを思いながら、鈴鹿の白子駅からまた急行で名古屋に帰還した。最初かなりの人が乗車していたが、四日市駅でまた結構な人々が下車されて行った。16時ちょっと過ぎくらいに自宅に着いた。
3日目:四日市~菰野~川越~桑名
天気予報を見ると、昨日より少し雨が弱まるらしい。お願いだから弱いままorタイミング的には止む時もあると嬉しいんだよ…と思いながら出発した。今日も主に名古屋⇔松阪間急行列車のお世話になった。
まずは四日市駅で下車し、観光協会のミジュマルスタンプを獲得。これまで「室内」にスタンプがあった場所は、主に受付の左右隣側にPOPが貼られていることが多かった。そのため受付周りを見たが見当たらなく、挙動不審にしていたら受付の方から「お困りのことはありますか?」と聞かれ、スタンプラリーのスタンプを探していることを直接お聞きしたという珍状況に…。灯台下暗しだったようで、受付のパネルの境目・市の記念品・工芸品などを紹介するための棚の柱の方にくっついていたというオチだった。お恥ずかしながらである。ちなみに地元の方が「ミジュマルここですよ~」と直接ミジュマルを言及されたのはこの旅では初めてだった。なんかほっこりしてしまった。
四日市観光案内所では、今後の興味分野に最もつながりそうな情報として、東海道ゆかりの四日市スポット、四日市の工場夜景に関する冊子を入手しておいた。
昨日の鈴鹿のように面倒な状況にはなりたくない、という思いで、列車のダイヤを確認して今日のルートを確定させ、湯の山温泉行きの列車のホームへ。中菰野駅まで進んだ。道中でポケモンGoのおさんぽおこうを稼働させたら、なかなか効率が良かった(普通列車でそこそこの移動であったため、早すぎてポケモンのSpawn出現が滞ることもなく、ちょうど良かったという)。
ここはホームの島が一つ、線路は二つあるけど実質一つの線路に上りの列車も下りの列車も入ってくる、周りは閑静な住宅街と生活道路という、まあ私の生活と離れた場所であった。昨日の「鼓ヶ浦駅」⇔「伝統産業会館」もそうだったが、駅降りて周りが住宅街だと、Google Mapつきのスマホ持ちだから良いが、目的地まで辿り着くのは困難だろうなと思った(距離が近くても迷うのでは、と…)。一応昨日の伝統産業会館までのルートは、途中ではっきりと「伝統産業会館」「鼓ヶ浦海岸」までの標識が現れた。今回の菰野街は、改札を出てもう一度踏切を渡り、そこで「菰野ふるさと館」という標識の方向に進んだ後ある地点でまた右折する必要があった。ちなみにミジュマルのスタンプスポットの名前は「道の駅 菰野」。分かったらすぐだったが、分かるまでは難儀しそうな(私も最初に進む方向を一瞬迷った)道のりだ。
道の駅「菰野」では、新鮮そうな野菜や、地元の食材を使ったお菓子、記念品などがずらりと並んでいた。湯の山温泉に訪れる機会があるかどうかも分からないので、記憶に残るもの・家族とシェアしやすいものがないかじっくりと吟味した。悩んだ結果選んだのは「湯の花せんべい」割って入れたバージョン。後から食べてみたところでは、サクサクして食べ応えはありつつも、お腹に負担のかからないさっぱりとした味がとてもクセになるものだった。親もとても気に入ったようで嬉しかった。次の列車のダイヤを勘案しつつ室内で他に取れる情報はないか確認し、店内に設置されたPOPでミジュマルのスタンプを獲得し次の場所へ。
四日市に戻り、今度は名古屋の方向へ向かう列車に乗る。車で近畿方面に旅する時によく利用しているのが「みえ川越IC」だが、そのICの「川越町」にも、ミジュマルのスタンプスポットがあった。面白いことに川越富洲原駅の自由通路の壁スペースに、そのままPOPが掲示されていた。

(名古屋方面に戻ってくる列車から降りて改札を通り、右に進めばすぐ見える。今回の旅の中でも一番簡単だった。)川越町に戻ってきたところで雨が止んできたので、また降られる前に次を急ぐべしと次の列車に乗る準備をした。
おなじみの桑名へ。「いや、桑名なら[桑名市博物館]の展示とか、[九華公園]の桜を見るため等で何回か来ているし、ナビ見なくても行けるでしょ!」と思った。ただ結果としてGoogle Mapは…細かい位置を確認するために後から2回くらいは確認した。ミジュマルスタンプスポットの「住吉浦休憩施設」、単体ではまず訪れたことがないので…。事前に位置だけ確認したところ、[七里の渡し公園の北側かー][六華苑の近くかー]とぼんやりは認識したが、当該休憩施設自体が目立つように「住吉浦休憩施設」とアピールするような看板とか、造りではなかったので、確認を入れた。後、久々に来て思ったが、桑名駅から歴史関連の観光スポット、ちょっと遠いような、気がしなくもない。(歩いて12分だろうか?)ここを近道ができるかなーと思って住宅地帯を通っていくと、景観的にもだるくなるし自分の進行方向が心配になる。アパートの団地らしきところがあると、「ここから向こう側に出るには、この道で合っているのか?」という形で自信も薄れてしまう。やはり多少大回りらしくなっても駅から商店街にそのまま向かう道筋~九華公園方向の標識を見つつ、お店が立ち並ぶ街並みから東側に進んで公園~柿安本店の駐車場~七里の渡し公園を北上するといったルートが良さそうである。ちなみに今回の住宅地帯を通るルートだと、レンガの施設跡を見ることができたり、諸戸住宅の関連会社などを見ることができたのは良かったが、レンガ施設の排水溝周りは衛生的にちょっとキツいものを見てしまった…。(見て見ぬフリをして別ルートを歩いた)とりあえず、桑名で雨が降らなくて本当に良かった。
桑名は本多忠勝さんゆかりの街でもあるので、住吉浦観光施設も(そして他のお土産処も)相変わらず本多忠勝さんゆかりの土産とパネル、フィクションのキャラクターさんの小物、そして今の大河の宣伝ポスターなどでいっぱいである。また、本多忠勝さんの娘である稲姫さんをモチーフにした非公認地元キャラクター「桑名のいなちゃん」、彼女に関する見たことのないグッズも売られていた。鹿兜いなちゃんの絵が可愛かった(未使用ノートが結構溜まってきたので、残念ながら入手かなわず…)。
(桑名のいなちゃんについて 参照リンク → 桑名非公認キャラ「くはな いな」公式サイト (kuhanaina.com) )
代わりにと言っては何だが、桑名市博物館の撮影可能コーナーでおなじみの、桑名名物の「千羽鶴」のガチャガチャを一回回してみた。自分が正しい開き方を分からなかったのか、ヤマタノオロチとかケルベロスみたいな形になってしまった()が、ともかくこの和紙が非常に美しい。
スタンプ巡りが全て終わったので、最後にミジュマルの伊勢茶でも回収しようと思ったら、桑名で自分の歩く道中にあったファミリーマートには何故か売られていなかった。四日市に戻る日程があったため四日市に戻り、無事駅内のファミリーマートでミジュマルの伊勢茶を購入できた。同市内で食事をとり、名古屋にバック。帰宅は18時少し前となった。
あとがき(良かった点、影響を受けた点、その後の三重に関する趣味?活動など)
- 良かったことや影響を受けたこと
楽しかった、が何よりも大きい。今回は移動手段として鉄道のみをほぼ利用したが、それでも割と広範囲のエリアに立ち寄れたと思う。スタンプラリー中は移動時間などの都合で現地周遊が難しかった場所が実は少なくはない。時間の制約がありつつも、観光案内所などにスタンプが設けられていたり、観光案内所が見える場所を通り過ぎたりすることで、それぞれの街のことをある程度窺い知ることができたり、街にもう一度立ち寄りたいという好奇心・興味を十分に持つことができた。三重県の美味しいものを割と色々食べることができたことも印象に残っている。鳥羽マルシェで買って食べた伊勢茶バウムと、試食させて頂いた南部の緑色のミカンの味は今も忘れられない。
電車に乗って知らない街に行くことの面白さを改めて実感した。車窓の外を眺めているだけで、規則的にそして徐々に、風景が移り変わっていく様を見ることだけでも心が元気になる。(その影響があってか、10月に遠出した旅先である三重の次に、11月文化の日の3連休には、東京から電車で茨城県の古河市に行くなどしている。)存在を知ったけど現時点では乗っていない電車として、三重県内では、利用できる起点の都市が比較的名古屋からアクセスしやすい三岐鉄道(桑名からだと北勢線)、養老鉄道(同じく桑名から)は一度乗ってみたいと思う。11月~12月にかけて出勤土曜日が少しずつ存在するのと、家族による別の旅日程が埋まっていきそうなので、今年中の追加のミジュマルスタンプラリー回収はもう無理かもしれないが…。
日本内の地域の歴史に興味を持ったり、地域の取り組みを調べたりすることがここ3-4年間ほどの楽しみであった。ところで本年の夏には久々の海外旅行に行ってきたところであった。旅行の余韻の整理に浸ったり体調を回復するため必死になる中で、9月いっぱいまではあまり日本の地域に対して「調べるなど」の活動を活発に行っていなかった。今回の三重旅は、当該活動に対する自分のモチベーションを回復させた。同時に、三重県自体が記憶に残り、街の人々の取り組みを応援し続けたい、これからも機会があればフラッと出かけたいな、ということを思った。
- その後の三重に関する趣味?活動
ありがたいことに、ミジュマルスタンプラリーに参加する前にこっそり応募していたとあるキャンペーンに当選され、「おぼろ染めミジュマル ガーゼハンカチ」を受け取った。(商品詳細は以下のリンクの通り)
1908年から創業を続けられた、老舗メーカー「おぼろタオル」による一品である。濡れると鮮明にミジュマルの姿が浮かび上がる仕様であり、優れた吸水性や速乾性が特徴であるとのこと。いかにも繊細な触り心地で拭きやすそうである。まだ未開封なので、これから使う予定だ。

「伊勢斎宮と斎王」に関する本も読んだ。先般明和町で見てきたいくつかの施設が、遺跡の上にそのまま建っていること、天皇制度は存続したことに対し、斎宮は後醍醐天皇期を最後に継続されなくなってしまったこと、斎宮制度を通じて斎宮と奈良~平安時代、貴族間のつながりまで見えてくること、何よりも明らかになったことがまだまだ少ないこと…(※この書籍自体は2004年に発刊された古本なので、現在はまた状況が変化しているかと思われるが)様々なことを知ることができた。源氏物語内の登場人物と関係のある斎宮も存在するし、大覚寺系統の天皇は鎌倉時代でも斎宮制度を尊重したということが印象深かった。余談だが、ちょうどこの本を読み終える前に、歴史小説家である永井路子さんの書籍を読み終えていたりした。取り上げる題材の時代が近く、より注意深く読むことができたと思う。

そして三重県内ではミジュマルに会うことができなさそうであったところ、まさかの市内のイオンにミジュマルが出てくるイベントがあったので足を運んでみた。思った以上に人が集まっていたが、ポケモンは老若男女問わず愛されるということだろうか。(整理券制で、三重県のお土産セットの配布もされていたそうなので、その確保を目当てで早く来られた人もいたかもしれない)宣伝大使ミジュマルは笑顔がデフォルトの表情で、ジャンプしたり、ポーズも割と自由に取っていたりで、想像以上の可愛さであった。

このミジュマル出演は、三重県フェアの開催に伴って行われたもの。フェアの内容自体はほとんど事前調査していなかったところ、現地に行ったら伊勢茶の飲み比べ、鉄道関連会社による抽選会、伊勢志摩・東紀州観光案内やSNSフォローによるノベルティ配布、そのほか真珠アクセサリーの販売、県内の食材&美味しいもの(弁当・惣菜・軽食・デザート類の販売)の販売、ミジュマルグッズやその他雑貨の販売など、想像以上の充実ぶり&盛況ぶりだ。
自分も覗いたり行ったものの中では、まず伊勢茶の飲み比べ。深蒸し煎茶は濃い味(といっても、お~いお茶の濃茶に比べれば若干まろやか寄り)、かぶせ茶はさっぱりとした味だった。三重県内のファミリーマートで買えるミジュマル伊勢茶は、どちらかというとかぶせ茶の味に近いかな?(違うかもしれないが…)ということを思い出した。後、ノベルティの東紀州保冷バッグ、伊勢志摩のイルカ消しゴム、そして抽選会でハンドタオルを頂いた。結構豪華である。ちなみにものすごくどうでもいい話、三重県の鉄道関係会社ブースの展示品としてプラレールが置かれてあったが、レールの上を元気に走るのが近鉄特急の「ひのとり」であるのがじわじわきた…(確かに「ひのとり」は、桑名~四日市~鈴鹿~津までは通っている。私にとっては経験上、どうしても大阪に行く時使用する電車というイメージが強かった)
関係者の方々が一丸となって盛り上げている姿が見えて、心が温かくなる風景であった。お疲れ様です、比較的行きやすいのでまたお訪ねすると思いますと心の中で思った。
三重県、よい街だ!
